2007年8月28日火曜日

生命保険の加入ポイント③

 生命保険に加入する際のポイント。
3回目は「夫婦の加入パターン」について。


 ご夫婦の場合、まず夫だけが加入するのか、妻も加入するのか。
結論からいうと、夫だけでなく妻も保険は必要だと考えます。


 「夫しか収入がないので専業主婦の私には不要」という方もいますが、妻が亡くなってもお葬式代(死後の整理資金)は必要です。北海道の葬儀代の平均は180~200万。家族のみで送る場合でもお香典がないこともあり、相応の出費は覚悟しなければなりません。

 お子さんがまだ小さい場合であれば、保育園料、ベビーシッター料が必要になることがあります。また、母子家庭に比較すると父子家庭は国の手当て(補助等)が薄い上、主婦がいなくなるとどうしても食事は外食になりがち。食費も増える傾向にあります。

 更に老後を考えると、女性の平均余命が長いため、妻が亡くなったときにはお子さんが葬儀を出す場合が多いでしょう。死亡の事実が明らかになると、金融機関では相続財産確定のため口座を凍結しますので、預貯金は引き出せなくなります。
そのときのお子さんの年齢にもよりますが、住宅ローンや教育費がかさむ年代だと、葬儀代を捻出することが厳しいことも考えられます。そんなときに妻が生命保険に加入していれば、お子さんが資金繰りに困ることもありません。


 次に加入の方法ですが、「夫婦型」で夫の保険に妻の保障を付加する方法と妻単独で保険に加入する方法があります。

 「夫婦型」のメリットは保険料が安いこと。妻が単独で保険に加入するよりも割安で加入することができます。
 「夫婦型」のデメリットは、夫が先に亡くなった場合、妻の保障も一緒に消滅することです。夫が亡くなったときに妻が健康であれば加入しなおすことができますが、必ずしも健康で加入できるかどうかの保証はありません。また高齢になってからの加入は保険料が高くなります。
最近では夫が亡くなっても妻の保証が継続できるタイプもありますが、消滅してしまうものよりも保険料は割高になるか、夫の死後も保険料がそのまま(夫が生きていた頃と同じ保険料)になります。
また、死亡でなく、離婚した場合には妻の保証は一切なくなってしまいます。

 妻が単独で加入した場合は、加入時の保険料は夫婦型より割高ですが、先に述べたリスクを軽減し、一生涯の保障を確保することが可能です。


 保険は長い将来を見据えて加入する必要があります。目先の保険料は状況にとらわれずに様々なリスクを想定して加入しましょう。
 詳細はファイナンシャル・プランナーにご相談ください。






           

2007年8月24日金曜日

世界同時株安

 
 今年になって二度目の世界同時株安がありましたね。
投資をしたことのない方や、デイトレードなどをされている方は「やっぱり、株は怖い・・・」と思われたかもしれません。

でも、弊社を通して投資をしているお客様はほぼ無反応です!
慌てて「売却しよう!」と思った方はほぼいませんし、「大丈夫なの?」という問い合わせすらありませんでした。

 それは、負けない投資のポイントの一つに「長期投資」の原則があるから。弊社のお客様はそれをしっかり覚えていただいているからですね。

2月末の世界同時株安も一時は元本割れが続出しましたが、約1ヶ月で元の水準にまで戻りました。
短期で売買を繰り返せば、今回のようないきなりの株安は怖い事態です。
しかし、投資の基本を抑えた「資産の分散」をし「長期投資」のスタンスに立てば、株安は全く怖さを感じません

 株価が下がると怖くなって売る、上がりそうなら買う・・・という「相場をはる」行動がもっとも難しい投資だと思っています。
どこの国のどこの企業が伸びるかを当てるのはプロの投資家でも難しい。
わからないから、資産を分散し、長期で運用するのです。
そうすれば、短期的な株価の下落に右往左往せずに済みます。


 未来に絶対はありません。
ですが過去を検証し、できる限り「負けない投資」のための手を打つことは可能です。
過去、短期売買を繰り返すよりも遥かに勝率の高かった方法を弊社はご紹介しています。

興味のある方は、一度ご連絡ください。