2007年12月20日木曜日

知っておきたい病気・・・急性咽頭蓋炎

 先日、緊急入院しました。病名は「急性咽頭蓋炎」
災難でしたが、勉強になりました。ぜひ皆さんに知っておいていただきたい知識です。
ご一読下さい。

症状は「高熱」「(激しい)のどの痛み」「寒気」
これだけならば、風邪、インフルエンザ、急性扁桃腺炎・・・と思うでしょう。実際、私もそう思いました。通常であれば「寝て治そう」と病院にすらかからなかったかもしれません。
今回はお客様を訪問する約束があったのでインフルエンザの検査をしなくては・・・と慌てて病院へ行きました。大したことだとも思わずに。

すると・・・「呼吸困難になる可能性があります。手遅れになると気管切開や窒息死もありえます。すぐこのまま入院してください」

え、入院・・・?窒息死・・・?
診断してくれたのは2日目に行った耳鼻科のドクター。一日目の内科では風邪薬の処方のみで帰されました。のどの痛みがあまりにも強かったので翌日は耳鼻科へ行き、発見されたのです。


私のかかった「咽頭蓋炎」は気管の入り口(蓋:フタ)が腫れる病気。そこが腫れすぎると気管を塞いで呼吸困難→窒息死ということになりかねないとのこと。

耳鼻科のドクター曰く
「のどが痛いときは耳鼻科にかかった方がいい。今回ものどの奥を診て、病名がわかった。
これは(のどの奥を見る)設備のない科ではわからない。この見落としで実際に手遅れになって死ぬ人はいるから」

幸い、私は発見も早く、点滴治療のみで退院できました。発見が早ければ問題のない病気です。
でも、万が一手遅れになると命にかかわることもありえます。

こういう病気もあることを頭の片隅にとどめておいて下さい。そして、のどの痛みが激しいときは耳鼻科にかかることをオススメします。


追伸:先日、たけしのTV番組でこの病気が取り上げられたとのこと。一人でも多くの人が知識を持つことを願ってやみません。